出張で2泊3日で大連に行ってきました。
今回は中国側でホテルを手配してくれました。
最初は日本からネットで4つ星を特別価格の500元(約7,850円)で予約していましたが、もっと安くてそこそこのホテルを予約できるということで急遽予約済みホテルをキャンセルして中国側にお願いしました。
宿泊したのは中国国内でチェーン店展開をしている「モーテル168」(莫泰168)というエコノミーホテルでした
。莫泰(モータイ)はモーテルの意味の中国語。
一番安い部屋が168元(約2,600円)から泊まれるということで「モーテル168」という名前がつけられたようです。
今回私が泊まった部屋は、予約してくれた方がこの「モーテル168」のメンバーカードを持っていたので、198元の部屋が20元割引で朝食付きシングルで178元(約2,800円)でした。
最初は値段から言ってどんなホテル多少心配でしたが、値段の割には充分納得できるホテルでしたので少しご紹介いたします。
まずフロントでは日本語は通じません。
英語は試さなかったので分かりませんがたぶんOK。
宿泊客は見た限りはすべて中国人でした。
部屋は日本のビジネスホテルの倍くらいの大きさはありますが、部屋に冷蔵庫、衣装棚はありませんでした。
壁にハンガーで直接衣服を掛けます。
また浴槽がなくてシャワーだけでした。
ただし、建物は新しく部屋も清潔でした。来客があってもこの部屋で充分対応できます。
但しこのホテルは新しいせいか、従来の宿泊したホテルよりも進んだ点がありました。
部屋のキーはカードキーですが、入り口のドアのノブ(取っ手)の上の穴に差すタイプのものではなくてノブの上部にカードを触れ差すとカードに埋め込まれたセンサーが反応してドアが開くというタイプのものでした。
また前回の「中国でのホテル利用法あれやこれや」でご紹介しましたように、このカードキーは部屋の電源キーも兼ねていますが、従来のものとは違い電源用カードキー挿入口に入れた状態でカードのセンサーが作用して電源が入るというシステムでした。
そのため前回ご紹介した「カードキーと同じ厚みのもの(名刺とか紙を二つ折りにしたもの)で代用」の裏技は使えませんでした。
そしてカードキーが電源用カードキー挿入口に挿入されると部屋の外の「在室ランプ」が点灯するようになっていました。
ホテル側にとっては在室状態が確認できる便利な機能です。
この「モーテル168」は2003年にオープン以来、上海, 北京, 南京, 杭州, 広州,大連など中国全土の50以上の都市で130件以上のホテルチェーンを展開中で、中国の格安ホテルのベスト3に選ばれたということです。
ホテルはとりあえず寝るところと決めている方にはこういうホテルはオススメです。